(´・ω・`)やぁ
さつきさんからの投稿なんだ楽しんでいってくれよ


今から60年前のことです。ある町に宗(そう)君と言う男の子が、両親と弟と一緒に住んでいました。
その頃、戦局は劣勢に陥り、日本中が空襲の脅威に晒されていました。
そんなある日、宗君の住む町に大きな空襲があり、町中が焼かれて、彼の家も焼失しました。 宗君の一家は避難が間に合わず、宗君は大火傷を負ってしまいました。
彼の両親は、逃げるために重傷の宗君を見捨ててしまいました。
「宗、戦争が終わったら必ず迎えに来るから・・・」
「お父さん、お母さん、待って…。置いていかないで・・」宗君は焼け爛れた体を引きずるようにして後を追いましたが、やがて息絶えました。
 やがて戦争は終わりました。ですが、宗君の怨霊は両親への恨みを抱いたまま、さまよい続けています。
宗君が死んでからというもの、毎年戦争が終わった8月15日になると、宗君は幸せそうな家庭に生きている人々を、無差別に呪い殺すようになりました。
そして、この宗君の話を聞いた人のところにも、宗君がやってくるといわれています。
特に、兄弟が多く、仲のいい家庭を持っている人は注意してください。ですが、宗君の怨念を和らげ、遠ざける呪文があるのです。
それは、三つの言葉から成り立っています。
一つ目は、宗君が待ち続けたであろう両親への思いを表した「待つ」。
二つ目は、その思いが成就すると言う意味の「叶う」。
そして三つめは、宗君自身の名前の「」。
この、「待つ」、「叶う」、「宗」という三つの言葉を、8月15日が近づいたら、心の中で唱え続けてください。
それが、あなたとあなたの家族を守る唯一つの方法なのです。

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