コックリさん

(´・ω・`)やぁ
オレンジさんからの投稿なんだ楽しんでいってくれよ


一年前の秋ごろの放課後、友達に「コックリさん」の話を聞きました。
さそわれたのですが最初はあまり信じておらずあまり気も進まないまま「コックリさん」がスタートしました。
私は早く帰りたかったのでしょうがなく、さっさとすませよう。と思いながら友達に付き合う事にしました。
コックリさんはその友達と二人で始めました。初めはその友達が『コックリさんコックリさん出てきてください』と唱えました。
動くとは思わなかった私も驚愕の瞬間でした。。なんと「はい」の方に動いたのでした。しかしよく聞く通り霊感の強い人しかできないらしく、私も思い起こせば数々の恐怖体験がありました。
友達もそういった体験をしていたため、そのまま続ける事になりました。私達はそれぞれ相手が動かしているなどと疑うよちもなく紙の上をスルスルと滑っていく十円玉をただただ眺めているだけでした。
ふと私が時計を何気なく見ると四時半だったのでもうすぐ帰らないとなぁ。と思いながらぼーっとしていました。それから五分ぐらいたったとおもいました。
なんだかすーっと何かに引き込まれていくような不思議な感覚にとらわれました。私は寝不足だなと単に思っていただけでした。
しかしその感覚がなくなると、友達がコックリさんへの質問を終え、『コックリさんコックリさんお帰りください』と言っているところでした。
しかし、何度も「いいえ」の方に行きました。そしてなにかの文字を十円玉が描きました。
友達はわけもわからず『お願いします!お帰りください』と言いました。
するとやっと「はい」に十円玉が進みました。その日はそのまま帰り、すんなりと眠りにつく事ができました。
しかし就寝中、お腹の上になにか乗っているような感覚になり、私のとなりに妹が寝ていたため、妹の寝ぞうが悪いのだと思い、最初は妹の手や足が乗っているのだと思っていました。
寝苦しかったためどかそうと自分のお腹の上を手でさぐるとなにもないのでした。。しかしものすごく重いものが乗っていました。
乗っているはずでした。

けれどそこにはなにもないのでした。
その時私はしっかりと思い出しました。あの時十円玉が描いた文字は「死」という文字だったということを。

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