タイトル
その紳士と話をした1週間後のこと。
やっぱり何となく気になってA新聞に目を通していたのですが、その人の記事は
どこにもありませんでした。
「何だよ、結局ボツにされちゃったのか?」
何ヶ月かかけてまとめた記事だったと言っていたので、どうしてボツになった
のか、やっぱり気になります。あのあと、自分なりに少し下山事件のことを調べて
みたりもして、ちょっと興味が湧いたこともあったし。以前Y記者が核心に
近づいた記事を出そうとした時にも上からの圧力でもみ消されたことがあったと
彼から聞いていましたから。
で、彼と連絡を取ってみようと思い、財布にしまっておいた名刺を取り出して
見てドッキリ。名刺に書いてあったのは、
「日本国有鉄道 総裁 下山貞則」
もー、あのオッサン冗談きついわーと思いながら、聞いていた勤務先である
A新聞東京本社社会部の方へ電話をしてみると、「そんな人はいません」との
つれない返事。一応社会部の人に下山総裁の記事の掲載のこと聞いてみましたが、
丁度下山総裁が亡くなって50年になるから7月中にその特集記事を組む予定は
ある、との
ご返事。他の新聞社でも同じように特集記事を組む予定だけど、
しかし問い合わせているような記者は他社にも心当たりがない、と。
「眼鏡かけた50歳くらいの人でしょ?いや、心当たりないなー。下山事件の
担当者ならたいがいは面識あるんだけど、ねえ。まさか君、下山総裁本人に
会っちゃってたりして? わっはっは、冗談だけど」
いや、でもそうなると冗談じゃないみたいなんです〜。
だって、そうすると彼はいったい何者だったんです〜・・・?
誰かを驚かすためにイタズラするようなアフォな人には見えなかったし。
それに、すっごく真剣に下山事件のことを語っていたんですよ〜?
まさか、ねえ・・・。
ちなみに7月6日って、下山総裁が轢死体で発見された日だそうですけど。
私が彼に会ったのも7月6日ですけど。
まさか、ねえ
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